なるほど!豆知識 ―かゆみについて―

かゆみについて

アトピーの語源。ご存知ですか?
ギリシャ語の[atopos]から来ていて、「場違いな」「とらえどころのない」という意味です。大阪弁だと、「なんや、わからん」となります(苦笑)

医学が進んだ今でも、治療方法も様々、原因もわかりません。ステロイド系の軟膏が処方されたり、又は、脱ステロイド という声が上がったり、根本の原因がわかっていないので、解決にはなりません。

いろんな憶測や情報が飛び交う中、患者さんはどの言葉を信じたら良いのか、自分には効果があるのだろうか?と心身共に疲れてしまったり…だと思います。

私、この項目を書くことにすごく躊躇し、迷い、書いては消し、書いては消し…です。
皆さまのお声を聞いて、元気になれるような事柄を取り組んで行きたいと思っていますので、どしどし、ご意見、ご感想、こんな事が有効だった!など、お便りを頂きたいと思います。

【1人で悩まず、知恵を共有して、幸せになれますように!】そんなサイトにして行きたいと思います。

アトピーやアレルギーによる肌のトラブル、敏感肌、乾燥肌、ジュクジュク肌、いろいろな方がおられます。
痒くなると、気になって気になって仕方がない。掻くと余計に酷くなるとわかっていてもやめられず、掻き続けてしまう…掻いている時はいいのですが、肌の状態を見て、悪化して、あぁ〜・・・ジレンマの繰り返し。ストレスの塊。
こんな繰り返しをしている人がたくさんおられることでしょう。

外的な要因だけでなく、アレルギー要素、自立神経、内分泌系、内的な要因が関わって発症、悪化する事も多々あります。
内面的な要因をコントロールできれば、自らの力で症状を軽減できれば。
睡眠不足、栄養のバランス、運動不足、ストレス、化学物質など、個人個人で違います。
年齢や生活環境、みんな違うので、これが良い!とは一概に言えません。
しかし、さまざまな原因を考え、「生活の中からの痒み改善方法 」を書き出しました。
ご自分の体と心、折り合いをつけて、取り組んでいきましょう。焦らずに。
 

1章 アレルゲンとなる原因物質を除去しましょう。

あなたのアレルギーの原因となるもの、それが分かると食べないようにしたり、触れない様にすれば良い。
3歳未満の乳幼期に、植物アレルギーが出る率が高い。体内の免疫活動は変化しているので、成長などの変化に伴い、アレルゲンと認識していた物質が、なくなることもあります。

  • 《食べ物の場合》
    栄養のバランスが崩れたり、栄養障害などの危険性もある為、自己判断でなく、専門家の指導を受けて、実行して行きましょう。
  • 《ダニ・ホコリ・花粉・金属など》
    環境に気をつけて、皮膚を刺激しないようにしましょう。
対処方法、後々掲載していきます。
 

2章 水・保湿スキンケアで、かゆみ対策をしましょう。

痒いから掻いてしまう、仕方ない、けれど、掻くともっと痒くなる。そして、炎症になり、ますます痒みが強まる。そしてさらに、また掻き続ける。悪循環ですね。


健康肌とアトピー肌の皮膚の比較

(アトピー総合情報誌 あとぴナビ より)

健康肌とアトピー肌の皮膚の比較は図のように、皮膚が乾燥すると、痒みの神経線維が表皮近くまで伸びてくる為、ちょっとした刺激で痒みを感じやすくなります。そのため、乾燥部分や掻き壊した箇所のスキンケアをする事が大事です。

最近、一切のスキンケアを中止して、皮膚本来持つ保湿力を引き出す。と言う考え方がありますが、多くの場合、すぐに保湿力が高まらないです。自らの保湿力が高まるまではかゆみが増し、ダメージが重なることになります。(季節などの変動により、この方法が有効な人もいるかとも思います)適切なスキンケアを行いましょう。

暖房、冷房などにより、湿度が失われがちで、肌の乾燥がすすみ、痒みにつながります。
そこで、「保水」をしましょう。ひび割れや粉が吹いたようになったら、水分を保持するための「保湿・保護」も大切です。また、角質細胞をつなぎとめる細胞間脂質である、セラミドなどの成分をサプリメントで摂取するのも有効かと思われます。

対処方法、後々掲載していきます。

3章 生活習慣を見直してみましょう。

現代の生活環境、夜遅くまでコンビニなどが開いていたり、仕事や勉強などが溜まっていたり、また、テレビなどの誘惑もあり、夜型の生活になりがちです。不摂生になっていませんか?

仕方がない。とジレンマにおちいっている人もいると思いますが、ガンや糖尿病など、生命に関わる場合なら、おそらく多くの方が生活環境を変えますよね。
アトピー改善には、睡眠・運動・食事・ストレスの習慣を、ご自分の方法で継続できるよう、心がけてみましょう。
「眠りやすくなる改善方法」はこちら >>

対処方法、後々掲載していきます。

4章 アレルゲンを知りましょう。

あなたのアレルギーの原因となるもの、アレルゲンを知りましょう。

食品添加物・農薬になるべく気をつけて、摂取をおさえ、疲れや汗などで、ビタミンやミネラルは不足しますし、ビタミンC、ビタミンB、ミネラル類の補給も心がけましょう。体力の消耗を防ぎ、解毒効果も促進させます。

  • 《 ビタミンCの多く含む食品 》
    レモン・オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘類
    イチゴ・キウィフルーツ・ブルーベリー・マスクメロン、アセロラ・グアバなどの果物
    ブロッコリー・ほうれん草・トマト・カリフラワー・芽キャベツ・パセリなどの野菜
  • 《 ビタミンB1の多く含む食品 》
    穀類、豚肉などの他、牛のレバー、豆類、豆腐、玄米、ごま など
  • 《 ビタミンB2の多く含む食品 》
    レバー、納豆、ほうれん草、魚介類、卵 など
  • 《 ビタミンB6の多く含む食品 》
    肉類、魚類のほか、落花生や赤ピーマン など

    【参考】武田薬品工業(株)ビタミン・ミネラルの百科事典 
    ビタミン・ミネラルの知って役立つ、得する情報

対処方法、後々掲載していきます。

5章 体と心 疲労をためず、リフレッシュ! 汗をかきましょう!

体の疲労、精神の疲労、共にためない様にするのがいいのですが、むずかしいですよね。睡眠を摂るよう心かげて、体の疲労を取り除き、行楽や運動、入浴で気分転換、しましょう。

汗は苦手と言う方も多いと思いますが、汗にはスキンケア効果があります。汗や皮脂が混ざり合って、自然の皮脂膜を作り、表皮の水分蒸発を防いで、うるおいのある肌をやわらかく保ちます。かゆみが出る方は、汗をこまめに洗い流したり、拭き取ることで軽減できます。新陳代謝もアップ。皮膚だけでなく、体調もよくなります。そして、食欲も増し、睡眠も取りやすくなるでしょう。過ぎるとマイナスなので、ご自分の調子にあわせましょう。

また、読書なども脳に刺激をすることで、ストレスの解消になると思います。

対処方法、後々掲載していきます。

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