型紙からオーダーメイド*ジャケット製作
■2016/12/3 |
ジャケット製作 |
紳士服の生地でジャケットの製作。
80歳をすぎているそうですが、すごく元気な方です。
最初は見学&お話に来られ、
2回目は自前の型紙を持ってこられたので、それまでの過程をお聞き、
デザインを相談。
生地巾が狭く、ご希望のジャケットが出来るかどうか???
3回目は
デザインを相談してサイズを採って、型紙は私が引きました。
どのように裁断するかをお教えし、
『次回は仮縫いが出来るかな?』と思っていたのですが、
切りび付けをし、組み立てて来てくれました。
仮縫いをしました。
ポケットの形、大きさ、位置を決め
襟も別生地で形を取りました。
「ゆったり着たい。」とのことで、
身幅と肩のライン、袖付け、少し修正がありました。
仕付け糸の色を変えて新しいラインの取り方をお教えし、
左右重ねて、新しく切りび付けをしていきます。
裏地の事、芯地の購入の仕方などをお話しました。
年始に向けて忙しくなられるそうなので、
今年はここまで。
「お元気で〜!よいお年をお迎えください。」って言ってくださって、
「一番早い年末のご挨拶ですね〜」と、お別れしました。
いくらお元気な方、と言っても、ご高齢ですし、お一人暮らしなので、
無理はしてもらいたくない。
プレッシャーにならない様、ゆっくりゆっくり。。。
でも意欲的な方で、いろんなことを質問されます。
手持ちのズボンも直したい。などお話が尽きません。
ぼちぼち製作して、出来上がりが楽しみです!